俺だけ見てろよ。~幼なじみに恋してる~
「どけよ」


廊下の窓から1階をのぞいている泉を押しのける。


でのぞきこめば、マジで姫乃に声をかけているヤツがいた。







「泉……ゆっくり来いよ。駐輪場で待ってる」


俺はめいっぱいのスピードで廊下を走り、


1階へと駆けおりた。





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