俺だけ見てろよ。~幼なじみに恋してる~
わかったような顔をして、泉がニヤリとする。


「どっちも。それに、姫乃には好きなヤツが……」



そこまで言いかけたとき、


音楽とともに部活紹介を始めるアナウンスが流れた。







俺の声は拍手にかき消され、


会話はそこで途切れた。






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