切れた・・絆


未来は、
「心君、風邪引くよ。」
と、言ってやっとベットに運び
寝かせた。

心君は、全く起きなかった。

ほんの少しの量なのに
すごい、効き目だ。
未来は、ニヤリと笑った。

心君の服を全て脱がせ
自分も脱ぎ

未来は、自分のパジャマの
ボタンを引きちぎり
ベッド下へ投げた。

下着も全て、下に散らかした。


未来は、心にキスをして
体を愛撫していく
心の体は、反応していき
心は、意識はないが
佳希を抱いている錯覚で
自分の上に乗る
未来を下から攻め立てた。

心は、
「ああ‥‥よしの‥よしの‥‥」
と、腰を突き動かして
果てるまで続けた。

未来も、快楽に溺れていた。
今回は、妊娠したくなかったから
事前にピルをのみ安全にした。

朝、心は目が覚めて
唖然とした。

自分の腕の中で、未来が泣いていた。
なぜ?未来ちゃんが俺のベットに?
思い訊ねると·····

「昨夜、寝る前に心君の部屋を覗くと
心君が、机に寝ていたから起こして、
風邪引くよって言ったら
いきなり、押し倒されて
やめて、お姉ちゃんに悪いから
って言ったけど、ばれないから
大丈夫だといって、
無理···を···やり‥私··を‥
 抱い··た····の·····

私は、ずっと心君を好きだから
いいけど、心君は、大丈夫なの?
お姉ちゃんが知ったら
と、思うと‥‥‥」
って·····泣く······

心は、
「ごめん、本当にごめん。
何も覚えてないんだ。
ただ、佳希を抱いてるような
夢を見ていた。

未来ちゃん、なんて言ったらいいのか
本当にごめん。
でも‥‥佳希には、
黙っていてもらえないだろうか。」

「もちろんよ。
そのかわり、日本に帰ってから
私のお願いも聞いてね。

じゃ、私は帰るね。
心君もあと少し、
アメリカで頑張ってね。」
と、言って空港に向かった。

未来は、笑いが止まらなかった。

それに、心君に抱いてもらってから
いっそう、心君を好きになっていた。
絶対 手に入れる。
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