甘く大切な君だけの王子でいたい


「柚子、がんばれよ、明日」

「はい、蓮さんも慣れない育児、高橋さんたちに押し付けないでね」

手招きして横に座らし
どちらからともなく
唇を重ねた。

「受かるといいな?」

「受かってみます、蓮さんの傍にいられるように・・・・」

「職場で涼抜きで、蓮さんと・・・」

「そうだな?それが目的だったんだからな早く休め、涼泣いたら俺が見るから・・・」
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