なつめくんの束縛2
「っ…うぅ…」
私は林道君に引っ張られながら抵抗する気もなく連れていかれる。
たどり着いたのは三年と二年の階を繋げる階段。
林道君は私を階段に座らせる。
「わざわざ教室に来てあんな騒ぐなよ…」
林道君は私にそういうけど…
私にとっては棗君を失いそうなのに冷静にいられるわけがない…。
「な…つ、めくんに事情を説明して…っ…
何もしてないし何の関係もないって…」
我慢していた涙がまたボロボロと溢れる。