なつめくんの束縛2
「あ、でもね…林道君って子顔だけは綺麗な顔してたの!」
特に何も言わずに言ってしまった私。
その言葉を聞いた棗君は箸が止まる。
「…で……?」
棗君はお弁当の中を見ながら一言で私に返事をする。
「性格となんか全然ちがくてもったいないなぁ…って…」
そう私が言った時グイッと肩を押される。
「…へっ…………?」
私の背中にはひんやりとしたコンクリートの感触。
「ゆっちゃんうざい」
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