ぎゅってしてもいいですか。







「うぁー……。なんでそんな素直なの……。もーやだホント可愛い……」



私の目を見てたけど、プイっとそっぽを向いて。


一言そう言った。




「……ッ!!」




永澤くんは私を真っ赤にさせる天才だ。



ただでさえ真っ赤だったのに、その一言で、爆発しそうだよ。





「てことで……充電しちゃ……ダメですか」



真っ赤になって、口元を手で隠しながら聞いてくる。




「いいですっ」



当然、私も真っ赤です。






< 309 / 421 >

この作品をシェア

pagetop