Soul Lovers~世界で一番愛する人へ~
沈黙の中、七倉さんの静かな呼吸音が、私の鼓膜を震わせる。
「ごめんなさい」
七倉さんの返事はない。
「わがまま言って、ごめんなさい」
もうわがままを言わないから。
寂しくても我慢するから。
だから大好きなあなたの声を聞かせてください。
七倉さんはベッドの上、静かに胸を上下させて息をするだけで、何も答えてはくれなかった。
もう一度、その強い眼差しで私を見て。
綺麗な声を聞かせて。
その目が、その言葉が、私を責めるものであってもいい。
お願い。
こんな苦しそうな七倉さんは、見たくないよ!