七色の明日



なんか、よくわからない会話をしてた二人




「はぁ、香織は鈍感だからなぁ」




そう、柊が呟いていたことを私は知らない




「…あ、そうだ。ずっと柊に聞きたかったんだけど、柊って勉強できるの?」



「俺?俺はまぁ、できるかな?わかんねぇ」



「あのさぁ…私に勉強教えてくれないかな?」



「いいよ。その代わり、俺の言うことを何でも聞いたらな」



「分かった。私に出来ることなら何でも」



「ニヤッじゃあ、さっそく今日から勉強するか」





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