幼なじみの罪ほろぼしと恋心
「まだ終らないのか?」
私の倍の量を分担したはずの須藤さんは、早くも処理を終えて余裕の表情で私を急かす。
「あと一枚ですから黙っていてください……終りました」
ああ……ようやく終った!
「じゃあ後は確認して修正して終わりだな」
「はい」
須藤さんと手分けをして確認作業をしていく。
「青山さん、やっぱりやる気無いだろ?間違いだらけ」
「えっ……そんなはずは」
「また発見。相当動揺してるんだ」
「そんな事ないです!」
「まあ頑張って話し合ったら? でも男は手に入ると急に冷めたりするし悲惨な結果になるかもしれないけど」
「そんな事……有りません。須藤さんこそもう注文書なくさないで下さいね」
「問題ない。俺は本来ミスはしないからな」
すっごい自信。でも自分で言い切るだけあって須藤さんの処理は完璧で修正の余地が無い。
こんなに正確に処理出きるのにどうして若生屋さんの注文書無くしたんだろ。
なんだかんだ言い合いながら確認を終わらせ、私のミスの多さに呆れる須藤さんに一応お礼を言って私はオフィスを飛びだした。
私の倍の量を分担したはずの須藤さんは、早くも処理を終えて余裕の表情で私を急かす。
「あと一枚ですから黙っていてください……終りました」
ああ……ようやく終った!
「じゃあ後は確認して修正して終わりだな」
「はい」
須藤さんと手分けをして確認作業をしていく。
「青山さん、やっぱりやる気無いだろ?間違いだらけ」
「えっ……そんなはずは」
「また発見。相当動揺してるんだ」
「そんな事ないです!」
「まあ頑張って話し合ったら? でも男は手に入ると急に冷めたりするし悲惨な結果になるかもしれないけど」
「そんな事……有りません。須藤さんこそもう注文書なくさないで下さいね」
「問題ない。俺は本来ミスはしないからな」
すっごい自信。でも自分で言い切るだけあって須藤さんの処理は完璧で修正の余地が無い。
こんなに正確に処理出きるのにどうして若生屋さんの注文書無くしたんだろ。
なんだかんだ言い合いながら確認を終わらせ、私のミスの多さに呆れる須藤さんに一応お礼を言って私はオフィスを飛びだした。