恋の魔法と甘い罠~おまけSS
「玲夢?」


「え」


「そんなに気持ちよかった?」


「え……えっ! な、な、なっ……」



口端にニヤリと笑みを浮かべている和泉さんの言葉に、頬がカッと熱くなる。


そんなあたしを見て、可笑しそうに笑っている和泉さんだけれど、その笑顔にどきんっと心臓が大きく跳ねる。


からかわれたはずなのに、その笑顔を見るだけで、心だけでなくあたしの全てを和泉さんに持っていかれてしまう。


ああ、やばい。


好きすぎて、今猛烈に抱きつきたい衝動にかられてしまっている。


そんなあたしの気持ちが表情に出てしまっていたのか、



「そんな物欲しそうな顔すんなよ」


「え」


「ほんと、いちいち可愛い反応しすぎなんだって」



和泉さんは苦笑混じりにそう言った。
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