恋の魔法と甘い罠~おまけSS
そしてそのまま唇を重ねてきた。


いつもはゆっくりと味わうようなやさしいキスから始まるのに、今回はすぐに唇を割って咥内に熱い舌が侵入してきた。



「んっ……ふ……」



それと同時に腰に回っていた手が服の裾から入ってくる。


ひんやりとした手に身体がピクリと反応して、目の前のシャツをぎゅっと握った。


そのまま上がってきた大きな手は膨らみを包みやわやわと揉みしだく。



「……晴、希さっ……」



ふと思い立って、シャツを握ったまま胸を押す。



「ん? 何?」



離れた口から吐息と共に出てきた声は、掠れていてとても色っぽい。


そのせいでどきどきと早鐘を鳴らし始めた鼓動を抑えるように深呼吸する。



「あの……シャワー、浴びたいです」



今日はちょっと忙しくてよく動いていたから、少し汗をかいてしまった。


それなのにこのまま抱かれるなんて嫌だもん。
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