恋の魔法と甘い罠~おまけSS
黙り込んでしまった玲夢の顔を覗き込むと、ちょっぴり唇を尖らせていて。



「その顔は何?」


「顔?」


「ほらここ、尖ってる」



尖った先を人差し指でつんっとつつくと、玲夢は更にそこを尖らせて。



「晴希さんの、意地悪」



そのままふいっと顔をそらす。



「俺、意地悪だった?」


「うん」


「どこが?」


「例えだってわかってたのに、あんなこと言うから……」



あんなこと?


それって、『他の人との子供だったら……って、そんなこと、許さねーよ』って言ったことか?
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