社長の溺愛
ポーラが一枚上手
☆ポーラ

はぁ、早速怪しんだわねぇ~

でも、とっておきがあるから心配なしっと♪


「なぜ、語学力があるやつが海外事業部に配属になってなかったんだ」

「総務課にいたそうじゃないか?」


やっぱりぃ~

「それはぁ、あの子が入社したときには沢山いたのよ、だけど、いつ、なにがあるか分からないからあの子を採用したみたいぃ~」

「なら今はどうなんだ?」

「出来る子たちは、海外転勤のなったりで今はあまり、居ないみたい」

「なら、秘書課ではなくて海外事業部だろ?」

「今いる子達も、英語は完璧よ。今は英語圏しか取り引きしていないから大丈夫なのよ。 だから、新たな取り引き先を見つけるのに社長付の秘書にしたのよぉ。あれだけ語学力があるんだから、どこでも大丈夫でしょぉ?」

「だが、」

「海外事業部には、ペアを組ませて他の言語を学ばせるわぁ、だってぇ、会社にいるのに、わざわざその都度、通訳を雇うの?」

「.......」


「まず、基礎が出来てないのだからぁ、通訳の経費なんて馬鹿馬鹿しいわぁ」


「...........」

「山口麗美を秘書にした理由、ご理解頂けたかしらぁ~?」


「分かった、だが秘書にしては地味過ぎる。勉強しかしてこなかったんだろう? そういう所も指導してくれ」

「はぁ~い、そこは得意分野よぉ
任せといてねぇ」

「今日は簡単な説明して、服でも選んでやれ」

「早退していいのぉ~? ラッキー」


「今日は特になにもないからな」

「分かったぁ~明日楽しみにしててちょうだい♪」



うふふ、まるめこめたわね!

明日の彼女をみたらどうなるのかしらぁ~♪♪♪♪♪
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