その瞳をわたしに向けて
温度差で思い出した。
あの時美月がいった言葉
『剛平…………ごめん。私、今何もない。だから…………』
『だから自分のやれることやってくる。待っててくれる?剛平と同じ所に立ちたいから』
意味は分からないが、そう言った。だから別れはお互いのため……………
「堀内、悪いが俺は先に行くぞ。海外支店は3年で帰ってきて本社勤務を目指す。」
「はっ?確かにロス支店勤務は出世の登竜門だっていうが、そんなの極僅かな希望だぞっ!
よっぽどでっかい業績上げないと…………
ってやりそうだから怖いよなお前は」
せめて俺もあいつと同じ土俵に立たないと何も言えない。