視線の先にはあなたが

味方はいずれ敵

本当だね。

チクチクって針を刺されるって

ぼ~っとしてたら

部長が肩を叩いた

「社長がお呼びだ、社長室に・・・」

「私が何しましたか?意味なく行きたくありません」

通用する事もなく

重圧感あるフロアーに・・・ 秘書らしき人が案内 「上原社長、来ました」

「はじめまして、島津 柚月です、その節は、ありがとうございました、社長とは露知らずご無礼の数々を・・・」

「気にしてないから、風邪ひきませんでしたか?」

「はい、バカは風邪引かないと言いますから・・・・ハイ」

「君って面白い、俺と付き合わない?」


「滅相もございません、辞退させていただきます、社長と付き合うって、苛めに耐えるって言うか、私そこまで強さ持ってませんから・・それに男性を信じられないって事で、では・・・二度とこういう事しないでください」


立ち上がりドアに向かって歩いていたら

「君は、言いたいこと言って逃げるのか?」って両腕を掴まれ壁に押し当てられ、唇を奪われた。

「社長 もう少しましかと思っていましたが、そこらへんの社員となんら変わりない」と言って涙が流れ

「二度と呼ばないでください」


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