幸せのかけら




"ーーー次の日仕事だけどいい?"


"それは愛もだろ。
それに、俺も愛不足なの。
会って、次の日からの充電する"









ーーーーーー社会人になってから、響はより優しく甘くなった気がする。

必ず1日1回は連絡くれる。

おやすみだけのスタンプだけのときもあるけど、響から連絡がきてると明日も頑張ろうと思える。







"ーーーフットサルのところまで迎えにいくね"


"さんきゅ。
肉食いたい"

"はーい。
調べておきまーす"




週末デートが決まり、ウキウキな私。

明日も仕事頑張ろうと、早めに寝た。


















ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー



"ーーーどこだろう?"



響が教えてくれた場所にいくと、所々で試合をしてる。


ゆっくり回りながら、響を探す。






"あ、いた"


一番奥のところに、まさに試合中の響発見。

髪を切っていて、青のユニフォームがよく似合ってる。


ーーー久しぶりにフットサルしてるの見たと、フェンス越しに眺めていると








"ーーーーーー黒崎くんカッコいいよね。
同期で1番じゃない?"


"はちみつレモン持ってきたから、あとで渡しにいこーよ"






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