隣の席の及川くん。
「恥ずかしかったぁっ」

そりゃそうだろう

めちゃくちゃ響いてたもん

注目を浴びて彼は火照ったのか

あぢぃーー

と手で顔を仰いでいた



そんな彼が可笑しくて

「フフフッ」

と、笑がこぼれていた

すると


「ッッッッ!‼︎!」

「その顔は反則だろッ」そんな訳のわからない事を言いながら私から顔を逸らした

頬だけが赤かったのに耳まで真っ赤にさせた彼に変なのっと思いながら授業に集中した



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