隣の席の及川くん。




体育祭練習は学年ごとに行われ
私たち1学年はお昼のご飯の後


美緒と先に体育着に着替えていつも通り
屋上でご飯を食べた


毎回お弁当の卵焼きを交換するのが日課になってきた

美緒が美味しいと言ってくれる事が嬉しくて毎朝気合を入れて作ってる

私って前までこんな子だっけ?

なんて思いながら最後のウインナーを口に入れてお弁当をしまい
運動場に出た


「あぢーーーーーーーぃ!!!」

溶けちゃうよーっと叫ぶ拓海くんがいて

「いやいや溶けないだろ」っと拓海くんに言う及川くんを見つけて美緒が行こっといい私の手を引いて彼らの元に行った




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