黄金と四聖獣
「もしも、あなたがこの村を離れたくないと言っても、シオン様はそれを受け入れてくれると思う。わかっていると思うけど、シオン様は優しい方だから。」
私のこの場に、ライアは目を白黒させる。
「そんなに、俺が迷っているように見えましたか?」
そうクスリと笑ってからライアは言うと、
鍋の湯の具合を見ながら、
「寂しいと思うのは本当ですが、行くと決めた決心は揺るぎませんよ。俺は麒麟様その方に使えるためにこの世に生を受けたのだから。」
と言い放った。