もう一度、恋をしてもいいですか?


桜介は、仲川家に向かい
大地と華枝には
迷惑をかけたことを謝罪し、

奈津子とのことを説明した。

すると大地は静かに・・

「そうか・・
良かったんだよな?これで・・」
というと

桜介も
「うん・・これで良かったんだと思う。
洋介には何の罪もないのにな・・」と。


「そうだな・・・
今回のことは、
おまえにも非があったな。
それで・・・真知ちゃんとは・・・」

というと


桜介は
「真知には、これから連絡して
説明しにいこうと思う。

許してくれるか、
わからないけどな・・・

俺は真知と離れたくないから、
誠心誠意、話すだけ話す」

と言った。

すると大地が言いにくそうに
口を開いた。

「ごめん、桜介。真知ちゃんな・・」
と俯いてしまったので、

その異変に桜介も気がつき、
「真知になにがあった!?」

と慌て始めた。

すると華枝が二人の会話が、
割って入り

「大地、わたしから話すよ」と
言って話を始めた。

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