もう一度、恋をしてもいいですか?

桜介は真知からの
最初で最後の手紙を
読み終えると

声をあげて泣いた。

しばらくその場から
離れることができず
座り込んだまま、

微かに残る真知の香りを感じ

さらに寂しさを増した。
< 160 / 182 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop