…… の、 定義

アキラはアキラで、
トモキにいじり倒されています。

昔のトモキからは考えられないようなキャラに
変貌したトモキに、アキラは戸惑ってます。

バンド仲間だったリュウトとトモキに
劣等感を抱きながら夢をあきらめたアキラは、
自分の叶えられなかった夢を手にした上に
更に多くの人生の選択肢を選べるトモキを
羨んでいるんですね。

あきらめた夢はあっても、
人に誇れるほどの物が何もないと
思っている辺りはリュウトと少し似ています。

今更夢を見られるような歳でもないし、
せめて人並みの幸せが手に入ればと
アキラが何気なく
結婚したら何かが変わるのかなと言うと、
結婚はそんなに甘くないとマナブが言う。

そこで初めて、
マナブが離婚した理由が明らかになります。

愛する人が、自分を通して別の誰かを
求めていると言うのは悲しいですね。

それはアキラにも思い当たる節があるわけで。

ようやくアキラは、ユキに対する
素直な気持ちを口にするのですが。

どうせなら本人に言え、本人に。

まぁ…そこでアキラが
ユキに気持ちを打ち明けたとしても
うまくいくとは限らないし…
よく考えたらこの話終わっちゃいますね(笑)


ユキのことがめちゃくちゃ好きなくせに
「もう好きじゃねぇ」とか。
友達をやめると言ったことを後悔しているのに
「謝んねぇよ」とか。


素直になれない不器用なアキラ、大いに結構！
アキラを主人公にして良かった!!