声が聞きたくて


そう言って雅人さんは私を引き寄せた
そしてまた、こめかみにキスをする


わっ……恥ずかしい
二人の前で……っ。



「普通だ。だが一条には拒否反応でた」


まさか……と言った顔をする麻衣さんに社長が頷いた


そして、麻衣さんはハッとして私を見た


「あずちゃん……もしかして、この前話してくれた人って……雅人?」



この前?…………あっ!
私は、うん、うんと頷くと
麻衣さんは力無く座り込んだ


「はぁー……」



「諦めろ、姉貴」


……姉貴?その声に雅人さんを見る
雅人さんはフッと笑っていた
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