声が聞きたくて



そういえば……雅人さんも
私の言葉を理解してくれた


「それが、君の声か……」

そう言ってくれた


あの人の周りにも
話せない人がいるんだろうか?
勉強とかしてない人には
すぐわかるなんて、出来ないよ



「また、考えてる。どんな人?」


麻衣さんはテーブルに肘をつき
頬に手をついて私を眺める


「話すまで逃がさないわよ」っと
言われているようだ




んー……


『優しい人』


そう言うと
麻衣さんはニコって笑ってくれる


そんなふうに見られたら
こっちが恥ずかしい……
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