声が聞きたくて
真純さん、こういう話題が好きだったのかと笑ってしまった
「あー!あずちゃん、いま私のことバカにしたでしょ!?もーっ!!」
いつも真面目な感じの三代店長
けど、本当は心配性で頼りになるんだけど、意外と乙女な部分もある真純さん
私に向けられるのは好奇な目ばかりだった
だから、私は人を寄せ付けなかった
この数年……私の心は死んだまま
そこに……社長や麻衣さん、結衣ちゃん
そして真純さんが手を差し伸べてくれた
私はテーブルを、トン、トンと爪で叩き
『今度、うちにも遊びに来てください』
そう言うと、真純さんはまた嬉しそうに笑ってくれた
「行くっ!泊まってもいい?私さ、職場であんなんだし、友達も結婚とかしてさー、久しく誰かの家に上がるのも…ウチに誘うのもなかったんだ。」
「あずちゃん、これから……よろしくね」