溺愛オオカミくんの番外編集。


言っている意味が分からなくて、聞き返すと、はぁーとため息をつく真琴くん。



「だーかーら、顔を赤くさせて、服ぎゅうって掴むなんて、可愛すぎて、我慢できねーってこと」



「っ……!」



「まぁ、無自覚だろうけど……、

他の男の前でそんなことすんなよ、絶対」



「その前に、そんな事させねぇけど、」とポツリと小さく呟いたあと、

深くて甘いキスが落ちてきた。



ふわふわするのは、お酒のせいだ多分。


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