私たちの物語
土曜日の部活後

「ユキ、ありがとー!

ユキのおかげで、ナナは上手くいきましたぁ!」


「そーなん?

よかったね!」


「うんっ。

ユキにもお礼したいし、なんでも言ってねっ。

そいえば、土屋大希と上手くやってる?」


「…… ……」


……あれ?

ユキの顔が冴えない。


「サク、相談のってくれん?」


ユキが心配そうに私をみた。


「❔」
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