キミへ。 ~背中の『2』~
久しぶりの階段。
久しぶりの廊下。
久しぶりの、夕輝の部屋…。
「俺、茶淹れてくるから。どっか勝手に触んじゃねーぞ!」
パタン。
いやいや、そう言われたら触らないわけにいかないじゃないっすか?
触るなって言うってことは、何かやましいものでも…?
やばい、今すごい楽しい。
ガチャッ。
えっ、夕輝はやっ!!
焦りながら元の場所に座る。
「なー、夕輝〜?」
え…?
「あ、ごめん。」
パタン。
今、ショートカットの可愛い女の子が見えたような…。