先生と私


「ゆいー!起きなさーい!」


お母さんの声で目が覚める。


「…………あれ」


何故か枕が涙で濡れていた。


夢の内容がよみがえってくる。


「…………」


嫌な予感がした。


わたしはすぐに中学の制服に着替えて、お財布と携帯を持ち、外に出た。


さっきの夢とは違い、外は暖かくて、雲なんて1つもない快晴だった。


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