こじらせ女子の恋愛事情
会計を済ませると、店を後にした。

昨日は…どこまでで切りあげたっけな?

更新中の小説の今後の展開を考えながら家に帰ると、すぐにお風呂に入った。

大学生の頃から愛用しているスウェットを身につけると、
「よし、やりますか」

パソコンの電源を押して起動させた。

その間にキッチンでスポーツドリンクを1杯飲むと、パソコンの前に腰を下ろした。

この瞬間から、ただのOLの浜崎やすえからケータイ小説家の浜崎じゅんになる。

「さて…」

今日は来月に公開する新作の簡単な準備と連載している小説の更新である。

明日もまた会社があるから、12時まで集中しよう。

そう思いながら、私はいつものように更新に取りかかった。
< 42 / 183 >

この作品をシェア

pagetop