君に熱視線゚


信号待ちで停車していると街のネオンがキラキラと反射しながら眩い光りを放っている‥

晴樹はドアに肘をかけ何となくやりきれない思いで手の甲を口元にあてた


夏目に言った言葉に自分自身の感情がざわつく‥


妹みたいだから可愛いがってるだけだ…
それに、面白くて飽きない‥‥

ただそれだけだ‥‥


そう‥‥ただそれだけ…



なのに胸が痛む…


晴樹は今日、自分が保健室で苗にしたことを思い出した。


本当に調子が悪かった…
自分でも一瞬風邪かと思ったほどに吐き気だって‥‥

そして…どうしようもなく胸が痛くて苦しかった‥


でも、それは一瞬のコトでかき消されてしまっていた…


“兄さんにもお弁当作ってきたんだょ!”


そう‥この一言で最悪な気分は一瞬で消えていた…


俺は弁当が食いたかっただけなのか?今になって思えばまったくわからない…


ただ‥‥すごい嬉しくて
胸が締め付けられた‥‥

嬉し過ぎて…

キスしたいって‥‥思った…



無性に‥

キスしたかった…



そう言えば最近、遊んでない‥‥

ヤバいな…

欲求不満かもしんねぇ‥‥


晴樹は家に着くと普段着に着替え夜の街に繰り出した。

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