嘘つきな愛の詩



「会社では内緒だよ?」

「は、…はい。」


「明日も会いにくるから」


「は、はい…」


明け方。

キュッと私を抱きしめて


先輩は帰ってしまった。




窓から差す朝の光。




まだ


全然


実感がわかない。



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