こいつは俺が一生面倒みるから
その女子はそう言って立ち去ろうとした。しかし、それを竜己が止めた。

「待てよ!あの…名前は??」

「え…?あ、佐倉花歩です」

「花歩…可愛い名前だ」

竜己は呟くつもりはなかったが思わず呟いていた。

「え?あ、ありがとう。あなたは?」

「あ、俺は三条竜己だ。由比高校3年。よろしく」

竜己は花歩より簡潔に自己紹介した。

花歩は自己紹介が終わってから時計を見て焦った表情を見せた。

「あ!もういかなきゃ!!!じゃぁ!」

そう言って立ち去ってしまった。

「可愛いな…。あ、高校聞き忘れた。まぁいいや行かな!!」
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