満月の下の狼
頼れよ…

side光夜

今日は美月が翔月さんの所へ連れてってくれる日だ。

とりあえず、家の前まで来たのは良かったんだが、
すげー緊張する…。

すると、美月はチャイムも押さずに入っていったので俺達は走ってそれについて行った。

美月が、リビングらしきドアを開けて
中に入った瞬間、
パァんッと大きな音がした。

…クラッカー…?

そして、美月を見ると誰かに抱きつかれている。

美月「ただいま。泰くん酔いすぎ。
離れろ。」

ん…?泰くん…?
もしかして…こいつが今暴言を吐いてる人は…
二代目総長の泰さんか!?
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