満月の下の狼

美月「うわぁぁぁぁぁぁぁっ!」

あたしは思わず叫んだ。

揺さぶっても揺さぶっても海の
意識は朦朧としている。

朔夜「春洸、救急車だ。」

美月「海!海!死ぬな!死ぬなよ!」

喉が熱い。吐き気がする。
何もわからない。何も考えられない。

目の前に映るのは血。大量の海の血…

満月の光で光る海の血と涙。

どうしてこうなった?

なぜこうなった?

ナンデコウナッタ…?
< 252 / 330 >

この作品をシェア

pagetop