満月の下の狼
あたしの頭に大きく温かい手が乗った。
美月「…りょ…うた?」
涼太「なんちゅー顔してんだよ。」
なんで、起きてんだよ…。
涼太「手、緩めろ。」
手…?あ、
涼太に言われて手を見ると血が出ていた。
強く握りすぎてて爪が食い込んでいた。
涼太「どーせ、海の事考えてたんだろ。」
美月「考えてないよー。」
涼太「あんまり、追い詰めんな。それに
あれはお前のせいじゃねえ。」
涼太はあたしの言葉を無視して、
あたしのせいじゃないと言った。