キミに捧ぐ愛
パッと離れたヒロトの手と体温。
ちらっと目をやれば、髪を掻き回しながらバツが悪そうな表情を浮かべるヒロトがいた。
「マジでごめん。意味わかんないよな。俺も自分で自分の行動が理解不能」
「あー!」と言ってさらに髪を掻き乱すヒロトを、未だにドキドキが鳴り止まない胸を押さえながら見ていた。
「マジごめん」
「う、ううん!大丈夫だよ」
そうは言ったけど、掴まれたところはいつまでも熱いままで。
熱のこもったヒロトの瞳を思い出しては、ドキドキが鳴り止まなかった。