嘘と本音と建前と。

『友情』

1番仕事が少ないからという理由で選んだ委員会だが、いざ

委員会に招集されると他の委員会にしておけばよかったと後悔するのは

誰しも経験があることだと思う。


現にそれが司の中に起こっている。


選挙管理委員会の招集がかかると先生に報告されたのは

昨日の放課後だった。


短い昼休みなのに4時限目終了直後に招集をかけ、

昼飯を食べながら委員会とは不満に感じて当たり前だ。


前方の黒板に張り出されている座席表をたよりに司は指定された

座席に座った。


司の周りはほとんど誰もいない。


急いできたのにも関わらず招集した本人でさえまだ来ていないなんて

損をさせられた気分だ。


話が終わればこの教室からも出られる訳だし、司は落ち着いて自分の教室

で昼食を取りたかった。


はなからここで食べる気なんてさらさらない司は筆記具以外持ち合わせて

いなかった。


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