恋する僕らのひみつ。
それから、四葉から連絡が来るのを俺は待ち続けた。
待つことしか、できなかった。
返事がなくても、四葉のケータイにメールだけは一方的に送っていた。
何度も病院に会いに行こうとしたけど、
四葉の手紙や、四葉の母親から言われたことを思い出しては、
道の途中で引き返した。
1日、1日、時間が過ぎるのが、とても遅く感じた。
会いたくて、抱きしめたくて。
どうしようもなかった。
誰がなんて言おうと、四葉の手が治ることを信じて祈っていた。
四葉から連絡が来たのは、夏休み最後の日だった。