恋する僕らのひみつ。
「なんもしてませーん」
快が言うと、あたしたちもコクコクとうなずく。
あたしたちの前に立ったくぼっちは、あきれたようにため息をついた。
「よく言えるよな。見たぞ、花火。証拠もバッチリそこに残ってるし」
「くぼっちが見たのって幻じゃない?俺ら文化祭の片づけしてただけだし」
快は苦しい言い訳を続ける。
「屋上で花火なんかして……どこのどいつだよなぁ?困るよなぁ、みんな。花火のゴミ片付けてたんだよ、俺ら」
「嘘までつくとは……おまえらここで反省会だっ!」
「え?いま?」
「あたりまえだろ……ったく。ほら、5人ならんで正座しろ」
肩を落としたあたしたちは、うなだれてその場に座った。