鈍感ちゃんと意地悪くんの周囲の人々
「あ、やっと来た! 二人共!」

「お疲れ様! 舞台よかったよ、キュンキュンしちゃった!」

クラスのみんなは口々に言いながら、二人を迎え入れていた。

「ほら、瀬田、立花。
お前たちのおかげで、肉がほかのクラスの三倍だぞ、三倍!
いっぱい食べな?
お前たちのおかげだからな」

俺の言葉に、ニヤリと笑う瀬田と、やっぱり分かっていないのか、きょとんとする立花。
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