鈍感ちゃんと意地悪くんの周囲の人々
でも、いつもとおんなじようで、いつもと違う関係になったらしい二人。
瀬田君の愛情溢れる片想いは、終わりを告げたらしい。
今からは恋人同士だって、これ以上にどうなるつもりなの?

隣で呆れたように笑う委員長をちらりと見ながら、わたしはそんなことを考えていた。
目の前の、見目麗しいクラスのカップルを見つめながら。

-END-
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