隣の席は君だけ



「啓哉!おい、啓哉!」


はっと我に帰るとそこには翔がいた
いつの間にか班ごとの話し合いは終わっていてみんな帰るところだった


「ん?」






「俺、野活で凛のこと絶対彼女にするから」


まるで宣戦布告だというような目で俺に言ってきた

翔が告れば凛は頷くに決まってる



もう俺の出る幕ねぇか…




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