隣の席は君だけ
私はいきなりのことに驚きのあまり泣くのをやめた
え…待ってよ
なんで?
なんでそうなるの
私たちまだ始まったばかりじゃない…
「俺も無理やりキスしたのは悪かったけど
お前も嘘ついたよな、昼休みなんもなかったなんて嘘だろ」
…知ってたんだ
私は啓哉を直視できずに下を向いた
心配させたくなかっただけなんだよ
本当はそう言いたいのに言葉が素直に出てこない自分に嫌気がさす
何も言わない私に啓哉は呆れたような表情をした