恋の相手は強引上司

恋実の初恋・・・・後編


2学期

翼君と同じクラスの私はこのまま不登校でもいいやぐらいに思っていた。

何事もなく平和に卒業したいという

決してでかくない目標もこのひと夏の出来事により叶わなくなったから。

誰にも相談できないことがこんなに辛いことだとは思わなかった。

足に錘でもつけたように重い足取りで登校すると

教室にはクラスの8割ぐらいの子たちがいた。その中に翼君もいて

やっぱり彼の周りにはたくさんの

達が集まって相変わらず爽やかな笑顔を振りまきながらしゃべっている。


でも私は忘れない。

あの氷の様な笑みを浮かべて私に言ったことを・・・・

だけど・・・

そのことを誰かに言うつもりはない。

あの笑顔の翼君をみて誰が信じるだろう。

とにかく2年が終わるあと残り半年どうかこれ以上私の心を

乱さないでほしい。

話しかけないでほしい・・・・


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