恋の相手は強引上司

恋人の次は・・・・


『今から覚悟しろよ』と言った通り

寝室に入った途端一馬は私をベッドに思い切り押し倒すと

無言で私の服を脱がせ覆いかぶさった。

私の手を握り閉め首筋にわざと音を立てながらキスをした。

「んっ・・・・んっ・・・か・・・・かずま・・・ちょっと」

「ん?・・・・何?」

いつもに増して激しいキスの嵐に戸惑うんだけど

くやしいかな一馬の指が私の肌をやさしくなぞるように触れただけで

魔法にでもかかったように好きにしてくださいって気持ちに

なってしまう。

だけど今日の一馬はいつもに増して何度も何度も私を求めてきた。

「一馬・・・・・もう・・・ムリっ!」

「何言ってんの?さっき言ったよね・・・・覚悟しろって」

「でも・・・これじゃ~わたし・・・・・わたしっ・・・・」

身体ががくがくと震えたつような快感が押し寄せ

このままどうにかなってしまうんじゃないかって・・・・

私は歯を食いしばりながら一馬にしがみつくと

一馬も私を強く抱きしめた。

「この身体は…俺のもんだからな・・・俺にしか反応しない身体に
してやる」

悔しいけど・・・・

「・・・・私の身体は一馬にしか反応しないよ」

それは本心だった。

私は一馬さえいればいいし・・・・一馬じゃなきゃダメなんだから・・・・

すると一馬の動きがぴたりと止まった。

暗がりだけど一馬が真っ赤になっているのが見えた

でもそれは一瞬で

「一馬・・・?」

「は~~っ・・・・今の破壊力半端ないんだけど?」

「えっ?・・・・何が?」

一馬はまた大きなため息を吐くと

「スイッチ押したのお前だからな・・・・壊れてもしらねーぞ」


ええええ?!
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