君のそばで会おう ~We dreamed it~

  12歳の少年




次の日、可南子は、山本課長から今夜急な接待が入ったと聞いた。
その場には想太も行く事になっていた。

その後に、可南子が部長室にコーヒーを持って行くと、想太は機嫌が悪かった。
想太は可南子の顔を見ると同時に、「ハア~」と大きなため息をついた。


「今夜、接待が入った・・・」


想太はこの世の終わりのような顔をしている。


「知ってる。
今、課長に聞いたから。

そんな落ち込むことないじゃない」



「俺のスケジュール帳見てみるか?
来週は出張が多くてほとんど夜いないのに・・・

せっかくの可南子の手料理が食べれないなんて・・・」


可南子は、真剣に話す想太が可笑しくてまた笑ってしまった。


「部長、仕事はしっかりこなしてくださいね」


可南子がそう言うと、想太は誰からも見えない死角の場所に可南子を呼んだ。


「可南子がキスしてくれたら頑張るよ」



「バカ」


可南子はそう言うと、手を振って出て行った。





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