生意気男子のマネージャー
VS1♥︎コクハク



「好きなんだけど。」




秋の夕暮れ、肌寒い風が、徐々にわたしの体温を奪って行く中、少年は言った。



ネクタイの色から、一個下の1年生だとわかる。



美少年なのに、背丈がわたしと同じくらい…




そんな知らない男の子からの告白は、当然ながら、





「ありがとう。でも、ごめんね、誰とも付き合う気ないんだ。」





と、断る。そして相手は去ると言うパターンだ。



なんてわたしは罪な女。



そう、思ってたのに…




「なんで?俺付き合ってなんて言ってないけど。」




!!!?










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