鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語
「えと、私のうちは母と二人で……。
お鍋は時々するんですけど、なんか寂しいんですよね、二人鍋……。
せっかくお呼ばれしたのなら、家族に混ざってみんなでお鍋とか、してみたくて……」
ワイワイしたお鍋に憧れてたんです。
ダメでしょうか……?
と、申し訳なさそうに頬を染めて小さくなる美空。
可愛い。
どうやら母さんも、胸を射抜かれたらしかった。
「いいのよ、いいのよ!
そうね、みんなでワイワイお鍋しましょうね!」
「それよりさ、もう上がって良い?
俺らずっと玄関で立ち尽くしてんだけど」
「あら、ごめんなさい!
立花さん、どうぞ!」
母さんがスリッパを出して、美空がお礼を言って。
何だかこそばゆい。
お鍋は時々するんですけど、なんか寂しいんですよね、二人鍋……。
せっかくお呼ばれしたのなら、家族に混ざってみんなでお鍋とか、してみたくて……」
ワイワイしたお鍋に憧れてたんです。
ダメでしょうか……?
と、申し訳なさそうに頬を染めて小さくなる美空。
可愛い。
どうやら母さんも、胸を射抜かれたらしかった。
「いいのよ、いいのよ!
そうね、みんなでワイワイお鍋しましょうね!」
「それよりさ、もう上がって良い?
俺らずっと玄関で立ち尽くしてんだけど」
「あら、ごめんなさい!
立花さん、どうぞ!」
母さんがスリッパを出して、美空がお礼を言って。
何だかこそばゆい。